はじめてのカナダ留学
はじめての海外渡航は15歳の時のカナダ留学でした。
はじめてのパスポート取得。
はじめての親から離れた生活。
そして英語だけの生活。
母親が決めた留学だったので、
楽しみなんて思いは微塵もなく、
不安しかありませんでした。
カナダ到着初日、早速ホームシックになりました。
当時は今のように、みんながスマホを持っている時代ではなく、
お店で国際電話用のテレフォンカードを購入し、
公衆電話から日本に電話していました📞
国際電話は高額なため、手紙を出したりもしていました📬
今の若者からしたら考えられないですよね💦
カナダでは、ホームステイをしていました。
おばあさん一人、犬二匹の家でした。
禁煙希望してたにも関わらず、喫煙者で、
朝夜ごはん付きの契約のはずでしたが、
ご飯を出してもらえず、
学校帰りにショッピングモールのフードコートで食事を済ませて帰る日々でした。
英語なんて全然話せずにカナダに来た私は、会話がままならず、
日本の高校に事情を説明し、ホームステイ先を変えてほしいと言っても、
旅行会社にすべて頼んでいるので、旅行会社に言ってくれ、と。
旅行会社に言っても、もう少し待ってくれの一点張り。
結局半年我慢しました。
はじめての海外生活に加え、ホームステイもストレスで、
半年で25キロ太りました🐷
半年後にようやくホームステイ先が変わることに。
それも一週間前から決まってるのにも関わらず、
前日の夜にホームステイ先のおばあさんから伝えられて、
嫌な思いしかしなかった半年でした。
新しいホームステイ先はホストマザー、ホストファーザー、女の子三人のベジタリアンの家庭でした。
週末になると、牧場に行ったり、メープルシロップが採れる様子を見に連れて行ってくれたり、夏休みはキャンプに行ったり、
思い描いていた留学生活を送ることができました。
一緒に生活しだして数か月したころ、
ホストマザーから、私と同じ学校に通うカナダ人の女の子が隣の部屋に来ることが告げられ、
鼻と眉にピアスがあいたイカツイ女の子が隣の部屋に引っ越してきました。
どうやら、親が手に負えなくなった子が他人の家で暮らし更生を図るらしいです。
彼女はタバコ、酒、ドラッグにはまっていて、
そのことはわたしは後から知らされました。
見た目はともかく、私には優しかったし、最初は特に問題もなかったけど、
同居一ヵ月が経つ頃、いつものように学校へ行くと
学校の前に止まっているオープンカー。
そこにいるのは隣の部屋の子とその仲間たち。
「Hey XXX(私の名前)😀🖐」
テンション高く挨拶されたのはいいけど、、、
それ私の服です!!!👚
勝手に服着て、普通に話せる神経すごすぎ。。
今となってはいい思い出🙌
彼女はドラッグによる幻聴、幻覚が出てたらしく、
ドラッグがやめれず家から出ていきました。
いろいろあったはじめてのカナダ留学。
ホストマザーにまたカナダ戻ってくる?って聞かれて
NOって言ったのに、今、永住権申請しようとしてること知ったらびっくりするかな。
あの頃のみんなどうしてるかなぁ、
と最近よく考える。
親が決めた留学に行ってみて、
結果、本人にやる気がなかったら英語は身につかない🙅♀️
それでもリスニングはある程度わかるようにはなりました。
長々とすみません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!